文字設定は[設定]-[文字スタイル管理]で行います。
文字スタイルを新規に作成し、使用するフォントを中段にある[フォント]の項目で行いますが、このフォントの選択によって、旧漢字や外字等の文字が化けるかどうかが決まります。
まず最初に、AutoCAD/AutoCAD LTで使用することのできるフォントの種類について説明します。
大きく分けてふたつ、[SHX(シェイプ)フォント]、[TrueTypeフォント]という種類に分けることができます。

[SHX(シェイプ)フォント]はtxt.shxを代表とする昔ながらのペンプロッタ対応のいわゆる“CAD文字”と呼ばれるフォントで、こちらのフォントを使用する際に、注意が必要となります。
フォント名の項目で選択できる[SHX(シェイプ)フォント]は、日本語(全角文字)の表示には対応していません。
日本語(全角文字)を表示させる為に[ビッグフォント]と呼ばれる日本語用のフォントを併用する必要があります。
フォント名の項目から[SHX(シェイプ)フォント]を選択したら、直下にある“ビッグフォントを使用”というチェックボックスにチェックを付けます。
そうするとフォント名のプルダウンメニューにある[ビッグフォント]という項目が選択可能状態になります。
ここで選択するフォントによって、旧漢字、外字等の表示が可能かどうかが決まります。
bigfont.shx … 第1水準(日常的に使われる漢字)の漢字をサポート
extfont.shx … 第2水準(旧漢字)の漢字をサポート
extfont2.shx … 外字等をサポート
※バージョンによっては[extfont2.shx]を選択することはできません。
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