レイアウト(ペーパー空間)に異尺度の図面を配置した際にそれぞれの図面で線種の表示を揃えるには線種尺度を注釈尺度によってコントロールされるように設定する必要があります。AutoCAD 2007以前の製品で作成された図面は線種の表示が注釈尺度によってコントロールされないようになっているのでシステム変数[MSLTSCALE]の値を変更してください。
システム変数[MSLTSCALE]の値を変更した後にモデル上で注釈尺度を割り当てることで、レイアウト(ペーパー空間)上にある異尺度のビューポート間で線種の表示が揃うようになります。
システム変数[MSLTSCALE]
- 値 0 … モデルタブに表示される線種は注釈尺度に基づき尺度が調整されない
- 値 1 … モデルタブに表示される線種は注釈尺度に基づき尺度が調整される